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な脳ミソしてやがんだなァ……!」
「ッ……!な、に……!?」
「ふん、まったく、分からねえなら説明してやる。いいかァ?テメエら人间は俺ら
族にとって、言うなれば格好のオモチャにすぎねェ。そもそも、人间をこうやって牢に捕らえるのだって、别に
族の命を胁かす人间に粛清を、とか俺たちに剣を向けた人间を许せねえ!なんて
からやってる事じゃねえんだよ。大
テメエら人间には、そこまでの価値もありゃしねェんだ。まあ分かりやすく言えば、俺たちがお前ら人间をとっ捕まえて牢の中でいたぶるのは、テメエら人间のガキが野っ原を飞んでる蝶を捕まえて、戯れに翅を毟るのと同じようなモンなんだよ」
「……な、に!!」
「くくッ、分かるだろォ?お前ェもガキの顷に一度くれェやった事があるんじゃねェかァ?ヒラヒラ所在无げに飞んでる蝶やら蜻蛉やらを捕まえて――
中を
々いじくって游ぶんだよ。なるほどなァ、ここに足があって、こうやって翅が生えてて……ってよォ。别に、最初からこの蝶を杀してやろう、とか、こうして日顷の郁愤を晴らしてやろう、とか、そんな事は特段何も考えちゃいねェ。戯れに。ホント、ただ戯れに、だ。捕まえた蝶や蜻蛉の
をいじって、游んでるうちに、兴味本位で翅を毟ったらどうなっちまうかな、って考えが
の隅を掠めてよォ。もちろん、そうなっちまえば、兴味津々で游ぶガキの所业を止める事なんてできねェだろ?ま、後はお察しの通りだ。一枚千切り、二枚千切り……最後にゃあ、蝶は翅を失くして无様な芋虫に成り
がる。くくく……!たまんねェよなァ…!!あの瞬间はよォ……!!さっきまで绮丽な翅で気持ちよさそうに飞んで、どこへでも行けた蝶が、一瞬後には地面の上でのたうつ事しかできねェ芋虫になっちまう!くくッ、まァ所诠そのくれえの事でしかねェんだよ。俺たちにとって、人间で『游ぶ』なんて事はなァ……!!それをやる事で、この蝶は死んじまう、とか、この蜻蛉は闷えて、苦しんで、やがて最後には地面の上でもがきながら他の昆虫に捕
されちまうんだ、とか、楽しく翅を毟ってる时にゃあそんな事は
をよぎりもしねえだろ?面白いからやる。兴味があるからやる。千切って毟る
が好きだからやる。ただそれだけだ。未知への好奇心と、ほんのちょっとの嗜
心、それに、自分が相手の生杀与夺を握ってる、っていう
震いする程の全能
を味わう为に――俺たちは翅をもぐんだよ……!テメエら、人间の
洁な翅を、よォ……!!」
言いながら、目の前で见る间に邪悪な微笑みを
くしていく
族の男に、ディルトは息を饮み、次いで枯れた声に怒りを込めて吐き
した。
「き……さまァ……!!人间の命を夺う事が……蝶の翅を毟る事と同等だと……!!おのれ……!!おのれェッ!!」
族の言叶と细めた嗤いに、ディルトの脳里には死んでいった仲间や、友たちの顔が苏る。
この……この……
族に……!
こんな、こんな低劣で、卑しさの极みとも言える生き
に……皆は――!
「き…さまァ!!许さん、ぞ……!!その言いぐさだけは……!!许さんぞォ……!!」
全
に涨る怒りを込めて言い切って、ディルトは
前の鉄格
の向こうをねめ付ける。
ディルトの愤怒を抱いた牢
の
く
された空気の温度とは里腹に、激しい声を受けてもなお、
族たちの视线は乾いた嗤いをたたえて冷ややかだった。
「くくく……!悔しいか?许せねェか?そうかそうか!でも悪りィなァ。俺たちにゃあそんな事は関系ねェし、そもそもテメエら人间のお涙ちょうだいなストーリーになんか兴味もねェ。どうでもイイんだよ。ンな事ァ。俺たちが楽しいから、やる。面白ェから、踏みにじる。それだけだ。テメエだって、捕まえた蝶が一枚翅毟られるたびに何を思ってるか、なんて……考えた事も……ねェだろォ?」
「ッ…!!」
狭い牢の岩肌に反
する
族の声が鼓
に届くと、その短くも嗤いを
んだ声がディルトの
中を駆け巡る。
『俺たちが楽しいからやる』
『面白ェからやる』
それ……だけ……だと……!?
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